中小企業診断士の2次試験は、多くの受験生にとって最初に戸惑う試験です。
- 1次試験とはまったく感覚が違う
- 正解がはっきりしない
- 何を基準に勉強すればいいのか分からない
そんな不安を抱えたまま、「とりあえず過去問を解いてみる」という状態に陥りがちです。
しかし、2次試験は
やみくもに事例を解いても、実力が積み上がりにくい試験でもあります。
この記事では、事例を解き始める前に整理しておきたい2次試験の考え方と学習の方向性を中心に解説します。
2次試験は「知識量」ではなく「考え方の試験」
まず大前提として押さえておきたいのは、
2次試験は1次試験の延長ではない、という点です。
- 1次試験:知識を問う試験
- 2次試験:知識を使って考える試験
与えられた事例文を読み、
そこから根拠を拾い、
論理的に解答を組み立てていく。
この思考プロセスそのものが評価されます。
2次試験で多い「つまずきパターン」
2次試験対策でよく見かけるのが、次のような状態です。
- 解答の方向性が合っているのか分からない
- 書いた答案に自信が持てない
- 事例ごとに点数が安定しない
これは、能力不足というよりも、
解答の軸が定まっていないことが原因であるケースがほとんどです。
事例を解く前に決めておくべきこと
2次試験対策では、事例を大量に解く前に、次の点を整理しておく必要があります。
・何を根拠に解答を書くのか
・どの順番で思考を進めるのか
・満点ではなく、どこを狙う試験なのか
この軸がないまま事例を解くと、
「たくさん解いたのに、成長している実感がない」という状態に陥りやすくなります。
1次試験との違いを理解しておくことが重要
なお、「まだ1次試験の勉強中だから、2次は先の話」と感じる方もいるかもしれません。
ただ、2次試験を意識した1次対策ができているかどうかで、その後の負担は大きく変わります。
1次試験の学習戦略については、こちらの記事で整理しています。
2次試験の全体像と解答の考え方はnoteで整理
ここまで、2次試験に向き合う前に必要な考え方や視点を整理してきました。
一方で、
- 実際の解答プロセス
- 得点につながる答案の作り方
- 得点が伸びる人・伸び悩む人の違い
といった部分については、別途noteで体系的にまとめています。
※ 内容の約60%は無料で公開しています。
まずは全体像や考え方が自分に合うかどうかを、無料部分で確認してもらえれば十分です。
2次試験の先にある「最後の関門」
2次試験に合格すると、最後に控えているのが口述試験です。
「落ちない試験」と言われることもありますが、試験である以上、不安を感じやすいのも事実です。
口述試験については、最低限押さえておきたいポイントを500円のnoteにまとめています。
まとめ|2次試験は「事例を解く前」で差がつく
中小企業診断士2次試験は、
- 闇雲に事例を解く試験ではない
- 知識量を競う試験でもない
考え方と解答の軸を先に固めた人から、安定する試験です。
事例に取り組む前に、一度立ち止まって全体像を整理しておくことで、遠回りを避けることができます。
焦らず、「何をどう考える試験なのか」
そこから整えていきましょう。


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