はじめに
「事務指定講習のeラーニング講習って何をするの?」
内容自体はシンプルです。
ただ、この講習は「登録が現実に近づく」ことを改めて意識するフェーズでもあります。
『社労士合格後は?』シリーズの第6話です。
この連載では、会社員として働きながら社労士試験に合格し、実務経験ゼロのまま“社労士業務を始められる状態”になるまでを等身大で記録しています。
制度の説明だけではなく、
- 合格後、実際にどう動いたか?
- どんな順番で進めたのか?
そのプロセスをひとつずつ辿っていく試みです。
今回は、事務指定講習の後半であるeラーニング講習について書いていきます。
いよいよ社会保険労務士登録が近づいていきます。
これから受講する方の作業量や時間感覚の参考になれば嬉しいです。
前回の記事はこちら

事務指定講習のeラーニングとは?
受講案内は6月末に郵送で届き、ログイン方法やスケジュールが明示されています。
- 配信期間:7月11日〜9月11日(令和7年の場合)
- 受講方法:専用サイトにアクセスしてWEB受講
通信指導とは違い、完全オンラインで進める形式です。

eラーニング講習の科目は?
講習科目は、以下の8分野です。
それぞれ、講義動画と確認テストがあります。
- 労働基準法及び労働安全衛生法
- 労働者災害補償保険法
- 雇用保険法
- 労働保険の保険料の徴収等に関する法律
- 健康保険法
- 厚生年金保険法
- 国民年金法
- 年金裁定請求等の手続
これは、全国社会保険労務士会連合会が定める正式な科目です。
試験科目と重なる部分も多いですが、「年金裁定請求等の手続」が独立している点が象徴的でした。
知識だけでなく、実務の流れを意識させる構成になっています。
講義動画のボリュームは?
各科目は、
- 1科目:約3時間
- 合 計:約24時間
の講義動画で構成されています。
さらに、
- 倍速不可
- スキップ不可
という仕様のため、ながら視聴はほぼ不可能です。
通信指導が「手を動かす工程」だったのに対して、こちらはしっかり時間を取ってインプットする工程です。
受け身ではありますが、体系的に整理された内容で、実務での考え方や注意点が丁寧に解説されていました。
確認テストとは?
動画視聴後は、各科目ごとに確認テストがあります。
- 10問中9問正解で合格
- 何度でも受験可能
講義内容を理解していれば対応できる内容ですが、出題はランダムのため、丸暗記では通用しません。
効率的な進め方は?
実際にやってみて感じたのは、
動画視聴とテストは同日に終わらせる方が効率的です。
時間を空けると、どうしても記憶が薄れます。
そのため、
- 動画を見る
- そのままテストを受ける
この流れで進めるのが最も効率的でした。
通信指導との違い
通信指導は、
- 手を動かす
- 迷う
- 調べる
という「実務に触れる工程」でした。
一方でeラーニングは、
- 知識を整理する
- 全体像を理解する
という位置づけに感じました。
修了証の発行|eラーニング終了後どうなるのか?
すべての科目のテストに合格すると、修了証が発行されます。
形式はPDFで、専用サイトからダウンロード可能です。
この修了証は、
社労士登録に必要な書類のひとつ
になります。
実務経験がない場合、この修了証をもって「実務経験2年相当」として扱われます。
有効期限は特に設定されていないため、
- すぐに登録する
- 数年後に登録する
どちらでも対応可能です。
通信指導とeラーニングを終えた時点で、
「試験合格者」から「登録できる状態」へ
変わります。
この瞬間、資格が一気に現実に近づいたと感じたタイミングでもありました。
まとめ
eラーニング講習は、
- 約24時間の動画視聴
- 各科目テストのクリア
というシンプルな構成です。
ただし、倍速不可という仕様もあり、時間はかかります。
そしてeラーニング講習を早く終わらせれば、その分だけ早く登録できるということになります。
この段階になると、「登録に近づいている」という実感が、はっきりしてきます。
次回予告|いよいよ社労士登録へ
事務指定講習を終えると、いよいよ社労士登録のステップに進みます。
私の場合は東京都社会保険労務士会での登録です。
次回は、登録に向けたリアルなプロセスを書いていきます。


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