はじめに
「社労士の登録って、どうするの?」
『社労士合格後は?』シリーズの第7話です。
この連載では、会社員として働きながら社労士試験に合格し、実務経験ゼロのまま“社労士業務を始められる状態”になるまでを等身大で記録しています。
制度の説明だけではなく、
- 合格後、実際にどう動いたか?
- どんな順番で進めたのか?
そのプロセスをひとつずつ辿っていく試みです。
今回は、いよいよ社労士の登録について書いていきます。
まずは、社労士登録の流れをざっくりと書いていきます。
登録を考えている方の参考となりましたら、嬉しいです。
前回の記事はこちら

いよいよ社労士登録へ
事務指定講習を終えると、いよいよ社労士登録のステップに進みます。
ただ、この時点でも私は、
- 社労士として開業したい
- 実務でバリバリやっていきたい
という強い野望があったわけではありません。
むしろ、気持ちはとてもシンプルでした。
- とにかく登録する
- とにかく社労士と名刺に書きたい
- その先は、歩きながら考える
このスタンスのまま、ここまで進んできました。
「すぐ開業して仕事を取る」というイメージはゼロ。
実務に飛び込む覚悟があったかと言われると、まったくありません。
とにかく、
「登録する」ことだけを考えていました。
eラーニングを急いで終わらせた理由
私は、eラーニング講習を3日で終わらせました。
理由はシンプルです。
とっとと登録したかったからです(笑)
通信指導が終わってからeラーニング開始まで少し期間が空きます。
その間に、登録について調べていました。
つまり、自分の中ではすでに、「 次は登録」と決まっていた状態でした。
社労士登録は「ただ登録する」だけではなかった
私は東京都在住のため、東京都社会保険労務士会に登録することになります。
中小企業診断士は「登録すれば終わり」という感覚だったので、社労士も同じようなものだと思っていました。
ところが調べていくと、そうではありませんでした。
社労士には、登録種別という考え方があります。
社労士の「登録種別」とは?
社労士の登録には、いくつかの種別があります。
- 開業
- 法人社員
- 勤務
- その他
この時点で、正直こうなります。
「何それ?」
さらに調べていくと、
- 登録種別ごとの入会条件
- 会費の違い
- 実務の扱い
などが異なることが分かってきます。
つまり、
自分の立ち位置によって、どう登録するかが決まる
逆に言えば、
どう登録するかで、その後の立ち位置が変わる
ということです。
ここで初めて、「登録=ただの手続きではない」と気づきました。
なぜ「勤務等(その他)」で登録したのか
結論から言うと、私は
「勤務等(その他)」
で登録することにしました。
理由はシンプルです。
- 会社員として働いている
- 社労士業務をすぐに行う予定がない
- 顧問先もない
- 開業するイメージもない
この状態で「開業登録」をする理由がありません。
一方で、勤務その他であれば、
- 社労士として登録できる
- 必要になれば後から開業に変更できる
という柔軟さがあります。
(※種別変更については後の記事で書きます)
そして何より、この時の私の目的は、社労士と名乗ることでした。
名刺に「社会保険労務士」と書く。
まずはそこ。
それ以上でも、それ以下でもありません。
だからこの時点では、勤務等(その他)で十分という判断でした。
社労士登録の全体の流れ
ここで、登録までの大まかな流れを整理しておきます。
(東京都社会保険労務士会の場合です)
- 書類の整備
- 社会保険労務士会へ書類提出(費用は事前振込)
- 新規登録入会研修会への出席
- 翌月1日付で登録・入会
- 後日、会員証の到着
流れ自体はシンプルです。
ただし、
- 書類
- 種別
- 手続き
それぞれに細かいポイントがあります。
このあたりの具体的な内容は、次回以降で整理していきます。
まとめ|登録は「覚悟」ではなく通過点
登録するということは、会費がかかります。
もちろん登録しなければ会費はかかりませんが、社労士と名乗ることはできません。
そのため、社労士としての仕事の有無や、その人の立ち位置によって、登録するかどうかの選択をすることになります。
この時の私は、
- 明確な開業プランがあるわけでもない
- 実務のイメージがあるわけでもない
そんな状態でした。
それでも、「とりあえず登録する」という選択をしました。
大きな覚悟があったわけではありません。
でも、
- 手続きを進める
- 形を整える
その積み重ねで、資格が現実に近づいていく感覚は確かにありました。
登録は覚悟ではなく通過点。
ましてや、ゴールでもありません。
この時の自分は、深く考えずにその入口に立っただけでした。
次回予告|社労士の登録種別を整理する
次回は、社労士の登録種別について整理していきます。
- 登録種別の違い
- それぞれの会費
- 選ぶときのポイント
何も知らなかった私が調べながら理解していった内容を、ゼロベースでまとめていきます。


コメント