はじめに
「事務指定講習の申込手続って、どうしたらいいの?」
内容自体は、とてもシンプルです。
ただ、この手続きは、私にとって「合格後フェーズに入った」ことを強く意識させる出来事でした。
今回は、「合格後から開業まで」シリーズの第4話として、事務指定講習の申込手続について書いていきます。
この連載では、
会社員として働きながら社労士試験に合格し、
実務経験ゼロのまま“社労士業務を始められる状態”になるまでを、等身大で記録しています。
制度の説明だけでなく、
- 合格後、実際にどう動いたか
- どんな順番で手続きを進めたのか
そのプロセスを、一つずつ辿っていく試みです。
受講費用と申込方法
まず大前提として、事務指定講習は有料です。
当時は、次のとおりでした。
- 受講料:77,000円(税込)
- 申込方法:郵便振替用紙による送金
- 申込期間(令和6年):11月8日〜11月29日
合格通知に同封されている「事務指定講習の受講案内」に、申込方法と期限が書かれています。

申込書を別で記入する必要はなく、郵便振替用紙そのものが申込書になっています。
送金すれば、申込は完了。
拍子抜けするほど、事務的に終わります。
正直、
「本当にこれで申し込めているのかな?」
と不安になるくらいでした。
ただし、この講習は年1回のみ。
この期間を逃すと、次は翌年まで待つことになります。
実務経験ゼロだった私にとって、判断はとても単純でした。
「登録するなら、受けるしかない」
開業の予定も、具体的な実務の構想もない。
ただ、
「社労士として登録できる状態になりたい」
その一心でした。
教材が届く
申込を終えてしばらくした、1月末。
ある日、自宅に段ボールが届きました。
箱を開けた瞬間の第一印象は、
「……うわ、すごいボリューム」
「本当に始まるんだな……」
軽い緊張と、一気に押し寄せる現実感。
正直、この時点ではかなりのボリュームに感じました。

同封されていたものを整理すると、ざっくり次のとおりです。
- テキスト
- 様式記載例
- 課題書
- 様式集(実際に記入・提出する用紙)
- 届出書類一覧
- Q&A
- 提出用封筒
- 返信用封筒
- 社会保険労務ハンドブック
- 社会保険労務六法(2分冊)
特に、六法。

重さと厚さに、思わず笑ってしまいました。
最初に頭に浮かんだのは、
「……これ、どこに置こう?」
という、かなり現実的な悩み(笑)。
ちなみに正直に言うと、六法はこの段階ではほぼオブジェと化していました。
すべてをフル活用するわけではありません。
ただ、「講習が始まる」ことを象徴する存在だったように思います。
まとめ
事務指定講習の申込手続きは、驚くほどシンプルです。
- 合格通知に同封された案内を読む
- 期間内に郵便振替で送金する
- あとは教材が届くのを待つ
それだけ。
ただ、この手続きには意味があります。
それは、「合格」というイベントが、完全に終わる瞬間だということ。
お金を払い、
スケジュールが動き出し、
資格が「結果」から「手続き」に変わる。
まだ社労士として何かを始めるわけではない。
それでも、確実に次のフェーズに足を踏み入れた。
その実感を、私はこの申込で初めて持ちました。
段ボールで届いた教材は「勉強の続き」ではなく、
「資格を使う準備の始まり」
そんな位置づけだった気がします。
▶ 次回:第5話「事務指定講習:通信指導」
教材が届くと、いよいよ通信指導が始まります。
次回は、実際にどのように課題に取り組み、どれくらいのペースで進めたのか。
会社員としてのリアルな感想をまとめています。


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