中小企業診断士の1次試験は、科目数が多く、出題範囲も広い試験です。
特に社会人受験生にとっては、
- まとまった勉強時間が取りづらい
- 平日は仕事で疲れてしまう
- 勉強法が本当に合っているのか不安になる
こうした悩みを抱えたまま、手探りで進めている社会人受験生は少なくありません。
私自身も会社員として働きながら1次試験に取り組みましたが、最初に壁になったのは「時間」そのものではなく、勉強の進め方でした。
この記事では、忙しい社会人が1次試験対策を効率的に進めるための学習戦略を中心に解説します。
具体的な勉強手順や細かなやり方は有料noteにまとめていますが、この記事は「方向性を間違えないための土台」として読んでもらえれば十分です。
中小企業診断士1次試験は「勉強時間の長さ」だけでは決まらない
まず押さえておきたいのは、
1次試験は必ずしも「長時間勉強できる人が有利な試験」とは言い切れないという点です。
もちろん勉強量は必要です。
ただし、社会人が学生と同じように
- 毎日5〜6時間
- 休日10時間
といった学習を安定して続けるのは現実的ではありません。
それよりも重要なのは、
- 限られた時間の中で
- どこに力を入れ
- どこを割り切るか
この判断を早い段階でできるかどうかです。
社会人受験生が1次試験で陥りやすい落とし穴
これまで多くの受験生の話を聞く中で、特に社会人に多い失敗パターンは次の3つです。
① 勉強法を頻繁に変えてしまう
SNSやブログで新しい勉強法を見つけるたびにやり方を変え、結果としてどれも中途半端になるケースです。
② 最初から完璧に理解しようとする
1次試験は範囲が広いため、最初からすべてを理解しようとすると、いつまで経っても終わらない。
③ 勉強時間だけを指標にしてしまう
「今日は何時間やったか」ばかりを気にして、知識がどれだけ定着しているかを見ていない。
これらは、真面目な人ほどハマりやすい落とし穴です。
1次試験対策で最初に決めるべき3つのこと
勉強を始める前に、次の3点だけは明確にしておくことをおすすめします。
① 勉強の「軸」を一つ決める
問題集・テキスト・講座など、メインで回す教材は一つに絞る。
複数に手を出すほど、回転数は落ちていきます。
② 完璧主義を手放す
1次試験は60点で合格です。
100点を狙う試験ではありません。
「分からない問題がある前提」で進める方が、結果的に合格に近づきます。
③ スキマ時間を前提に設計する
まとまった時間が取れないことを前提に、
- 通勤時間
- 昼休み
- 移動時間
これらを最初から学習時間として組み込む設計が必要です。
忙しい社会人ほど「繰り返し」を重視すべき理由
社会人受験生にとって最大の武器は、一度触れた知識を効率よく定着させる力です。
そのために重要になるのが、
- 同じ教材を
- 繰り返し
- スピード感を持って回す
という考え方。
1回で完璧を目指すよりも、回数を重ねる中で理解を深めていく方が、結果的に早い。
この発想に切り替えられるかどうかで、1次試験の学習効率は大きく変わります。
具体的な勉強法・スキマ時間活用は有料noteで解説
ここまで、忙しい社会人が1次試験対策を進めるうえで、勉強の考え方や全体の戦略について整理してきました。
一方で、
「繰り返しは、実際にはどうやって進めればいいのか」
「スキマ時間は、具体的にどう使い分けていたのか」
といった点は、ここでは踏み込んでいません。
これらの具体的な進め方については、別途noteにまとめています。
なお、このnoteは全体の9割程度を無料で公開しています。
まずは内容を確認したうえで、「自分の状況に合いそうだ」と感じた場合に、続きを読んでもらえれば十分です(※社会人でも再現できる形で、勉強の回し方を具体的に解説しています)。
1次試験の次に待っているのは「2次試験」
1次試験に合格すると、次に控えているのが2次試験です。
ただ、この2次試験は、1次試験とは求められる力がまったく異なる試験でもあります。
・何を勉強すればいいのか分からない
・解答の正解が見えない
・努力の方向が合っているのか不安になる
こうした戸惑いを感じる方も少なくありません。
2次試験対策の考え方や全体像については、別の記事で整理しています。
※内容の約6割は無料で公開しており、まずは「自分に合う考え方かどうか」を確認できる構成にしています。
2次試験合格後に残る「最後の関門」
2次試験に合格すると、最後に控えているのが口述試験です。
「落ちない試験」と言われることもありますが、
・何を聞かれるのか分からない
・準備が足りているのか不安
と感じる方も多いのが実情です。
口述試験については、最低限押さえておきたいポイントを500円のnoteにまとめています。
不安を抱えたまま当日を迎えるより、一度整理しておきたい方は、参考にしてみてください。
まとめ|1次試験は「戦略」を決めた人から楽になる
中小企業診断士1次試験は、
正しい方向で努力すれば社会人でも十分に突破可能な試験です。
ただし、
最初の考え方を間違えると、必要以上に苦しくなる。
まずは、
- 勉強時間の長さではなく
- 勉強の設計と回し方
ここに目を向けてみてください。
戦略が固まれば、1次試験は「耐久戦」ではなく、管理できる試験に変わります。


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